会社案内
ごあいさつ
当社は創業者も創業時期もはっきりとはしませんが、わかるところから申しますと昭和初期に『マル豊』という屋号もしくは社名にて静岡県志太郡広幡村(現 静岡県藤枝市広幡地区)に祖父 坂田末夫が事 業を行っていました。地場産品の緑茶やみかんなどをアメリカに輸出し大きく商売を行っていたようです。当時を知る伯父(故)からは「守り(もり)が2人いた」「吊りバンドのズボンを履いていた」「うちには藤枝で唯一オート三輪があった」とよく聞かされていました。しかし、その会社も輸出船の悪天候による遭難、第二次世界大戦の開戦で倒産に追い込まれることになりました。
当社の前身となる『マル坂 坂田商店』(◯に坂の屋号)は、その倒産から30年以上経った昭和50年に父 坂田正弘(現 取締役会長)が当時務めていた製茶問屋から独立し、緑茶の 製造・販売を開始したところから始まります。知人の工場の手伝いをし、その仕事が終わった後に自分の仕事をさせていただいたそうです。親族の倉庫の一部を作業部屋として借り、夜な夜な袋詰めをしていたのを子どもながらに覚えています。転機となったのは、今の自宅となっている土地にホームセンターで購入した20畳程のプレハブ工場を建て、務めていた時に携わった事のあるほうじ茶の製造を始めたところからです。それから増築・移転を経て、現在の工場に移転したのが2011年の1月のことです。それに合わせ2010年10月に『株式会社坂田商店』として法人化し、私が代表取締役となりました。
ここで少し私の話を致します。家業を継ぐためにサラリーマンを退職したのが31歳の時でした。務めていた会社は中小企業ではありましたがシステム系の部署で、まだ走りのインターネットを活用した海外を含めたグループ内でのデータ共有や自社サーバーの管理・運用、各部署の自社システム開発をしておりました。いずれ家業を継ぐには中途半端ではなく、それなりの立場になるまではとの思いでおりました。運よく経営会議にも出席できる役職をいただき、会社経営のあり方を勉強させていただく事が出来ました。今でもその時に培ったものは私にとって大きな糧となっており当時の上司には感謝しております。
最後に私の経営理念についてお話し致します。「茶」は食品であるという事を前提に商品のあり方に順番を付ける必要がありました。「味・香り」が先なのか「安心・安全」が先なのか、どちらも怠ってはいけないことは承知しております。後者を優先しすぎると前者を犠牲にする可能性があります。簡単に言うと「塩」だと思っています。天日の下、塩田で職人の手で手間暇かけて作られる塩と工場で機械の作る塩です。当社は職人の手によって作る前者を選択しました。そこにいかに衛生面を確保していくのかという観点から、職人の仕事を邪魔しない機械化を図り、衛生的な工場へと進化してまいりました。常により良いものを目指す職人気質を残し、データと機械さえあれば誰にでも出来る仕事は致しません。
1.食の「安心・安全」を守りつつ、食本来の「味・香り」を追及するための職人であること。
2.お茶を通じ生産農家から消費者まで、関わる全ての人が幸せと感じる関係を築くこと。
を経営理念として邁進して参ります。
当社の前身となる『マル坂 坂田商店』(◯に坂の屋号)は、その倒産から30年以上経った昭和50年に父 坂田正弘(現 取締役会長)が当時務めていた製茶問屋から独立し、緑茶の 製造・販売を開始したところから始まります。知人の工場の手伝いをし、その仕事が終わった後に自分の仕事をさせていただいたそうです。親族の倉庫の一部を作業部屋として借り、夜な夜な袋詰めをしていたのを子どもながらに覚えています。転機となったのは、今の自宅となっている土地にホームセンターで購入した20畳程のプレハブ工場を建て、務めていた時に携わった事のあるほうじ茶の製造を始めたところからです。それから増築・移転を経て、現在の工場に移転したのが2011年の1月のことです。それに合わせ2010年10月に『株式会社坂田商店』として法人化し、私が代表取締役となりました。
ここで少し私の話を致します。家業を継ぐためにサラリーマンを退職したのが31歳の時でした。務めていた会社は中小企業ではありましたがシステム系の部署で、まだ走りのインターネットを活用した海外を含めたグループ内でのデータ共有や自社サーバーの管理・運用、各部署の自社システム開発をしておりました。いずれ家業を継ぐには中途半端ではなく、それなりの立場になるまではとの思いでおりました。運よく経営会議にも出席できる役職をいただき、会社経営のあり方を勉強させていただく事が出来ました。今でもその時に培ったものは私にとって大きな糧となっており当時の上司には感謝しております。
最後に私の経営理念についてお話し致します。「茶」は食品であるという事を前提に商品のあり方に順番を付ける必要がありました。「味・香り」が先なのか「安心・安全」が先なのか、どちらも怠ってはいけないことは承知しております。後者を優先しすぎると前者を犠牲にする可能性があります。簡単に言うと「塩」だと思っています。天日の下、塩田で職人の手で手間暇かけて作られる塩と工場で機械の作る塩です。当社は職人の手によって作る前者を選択しました。そこにいかに衛生面を確保していくのかという観点から、職人の仕事を邪魔しない機械化を図り、衛生的な工場へと進化してまいりました。常により良いものを目指す職人気質を残し、データと機械さえあれば誰にでも出来る仕事は致しません。
1.食の「安心・安全」を守りつつ、食本来の「味・香り」を追及するための職人であること。
2.お茶を通じ生産農家から消費者まで、関わる全ての人が幸せと感じる関係を築くこと。
を経営理念として邁進して参ります。
会社概要
会社名 | 株式会社 坂田商店 |
住所 | 〒426-0007 静岡県藤枝市潮457-3 |
電話/FAX | TEL: 054-646-8503 FAX: 054-644-8118 |
代表取締役 | 坂田 和幸 |
資本金 | 3,000,000円 |
取引銀行 | 島田掛川信用金庫 静岡銀行 |
交通アクセス
沿革
昭和50年 | 坂田商店を静岡県藤枝市本町に現会長の坂田正弘が創業 |
昭和57年 | 同市堀之内工場を新設し、ほうじ茶の生産を開始 |
平成13年 | 同市堀之内に工場を移転 製茶総合仕上機・大型乾燥機を導入 |
平成22年10月 | 法人化し、社名を『株式会社 坂田商店』と改め、代表取締役に坂田和幸が就任 |
平成23年1月 | 同市潮に本社工場を移転 冷却機・ブレンド機を導入 |
平成24年5月 | 原料供給タンクを導入し、無人生産ラインが完成 |
平成28年7月 | 通気乾燥ドラム焙じ機ラインの導入 |